現金の袋分けは家計管理方法のひとつです。
家計簿についている可愛い封筒を見ると
つい、テンションも上がりますが
いざ、やってみると「これって意味あるのかな?」
と思い、今はやめました。
この記事では、袋分けをやめた理由から長続きできる家計管理方法まで紹介します。
袋分けをやめたことで、現金管理のわずらわしさから解放され
効率的に家計管理ができるようになりました。
袋分けをやめた理由
私が袋分けをやめた理由は、面倒で意味がなかったからです。
具体的な理由は以下3つです。
・給料日に現金を一気におろさないといけない
・現金でしか買い物できなくなる
・足りなくなったら違う袋から使う
それぞれ説明します。
現金を一気におろさないといけない
給料日や月初めなど袋分けするために、現金を用意しないといけません。
こまかく分けようと思うと千円札に両替をしないといけなくなります。
そのため、まずはお金を一気におろしその後両替機で千円札に変える
これを毎月しないといけないし、たまに下ろしすぎて口座引き落としがたりないこともありました。
一気におろして家に帰る時は、寄り道もできずセキュリティの面でも心配になりました。
現金でしか買い物できない
コンビニでちょっとした買い物でもすべて現金で買い物しないと「残金」がくるってくる。
これもストレスでした。
しかも、クレジットカードを使ったり、チャージして支払うことでポイントもたまったりします。
それなのに、どこでも現金で払うのって、もったいないと感じるようになってきました。
足りなくなったら違う袋から出す
袋分けしても予算オーバーになると違う袋から出して、意味がなくなった。
袋分けした直後はうまくやりくりできても、給料日前になると残っているお金をすべて財布に入れてしまったり
もうここまできたら、袋分けの意味は全くないです(笑)
うちのような毎月赤字やギリギリの家庭、ズボラな私には不向きなやり方でした。
では、なぜ現金を使う人が少なくなってきても「いまだに袋分けがあるのか?」
それはメリットもあるからだと思います。
袋分け家計管理のメリット
現金を使う人が減りキャッシュレスになっても袋分け家計管理がなくならないのは、メリットもあるからです。
まず、袋分け管理のメリットは予算管理がしやすくなります。
具体的には、以下のような点が挙げられます。
- 予算の視覚化ができる
- ムダづかいを防げる
- お金を残そうと意識して貯金がしやすくなる
残っているお金がただの「数字」ではなく、お金が目に見えるので貯金ができる余裕のある家庭にはモチベーションになります。
〇 袋分け管理が向いている人は、こまかく管理できる現金派の人で赤字にならない家庭
× 袋分け管理が向いてない人は、めんどくさがりの人で現金を使わない、毎月赤字またはギリギリの家庭
では次に、袋分け以外の管理方法を紹介します。
袋分け以外なら家計簿アプリ
袋分けをやめてから私が使っているのは、家計簿アプリです。
今は種類もたくさんありますが使い方を覚えるのも大変なので、直感で分かるシンプルな無料アプリを使っています。
家計簿アプリを使用するメリットは
・手書きでの記入が不要で時間の節約へ
・自動で計算してくれる
・収支を分類し、グラフでも視覚化できる
・どの項目でお金を使いすぎたなど一目で分かる
・予算の入力で各項目の残高も分かる
必要な項目などすべてが一瞬で分かり、家計管理が楽になりました。
また、手書きの家計簿だと「あとで書こう」と思いレシートだけがたまっていきます。
その結果、まとめて家計簿をつけた頃にはすでに「お金を使いすぎたと・・」といった失敗はなくなりました。
家計簿の目的は、収支を把握することです。
そのため、続けられそうな家計管理方法を選ぶのがポイントです。
まとめ:袋分け管理をやめた理由とそれ以外の管理方法
家計管理の方法として長年支持されてきた袋分け方法ですが、やめた理由や代替手段について紹介しました。
袋分けをやめたのは、現金を一括で引き出す必要があり、現金支払い、不足時には他の袋の資金を借りることで、意味もないし面倒だったからです。
袋分け法以外の家計管理には、家計簿アプリの利用がおすすめです。
時代に合ったやり方で、より柔軟かつ効率的な家計管理が可能になります。
あなたの性格や、ライフスタイルに合った管理法を選択し、取り入れてみましょう。