この記事では、主婦の私が借金返済のためにやった手順をすべて公開しています。
借金返済は、車や学費ローンと同じ感覚で返済していると、なかなか元金は減りません。
クレジットカードのリボ払い、カードローン、キャッシングは利息が高くなってます。
そのため、借金は1日でも早く、できるだけまとめて返済することです。
私がやったことそれぞれのメリット、デメリットも合わせて紹介してます。
大まかな流れは
①目先の生活費のため不用品を売却
②固定費の見直しで毎月の生活費を削減
③今より収入を増やす
となっています。
「やるか」「やらないか」を考えながら読み進めて下さい。
「またあとで」「そのうち」と思っていると、いつまで経っても借金は減りません。
1日でも早く借入額を減らしたい人は、できそうなことからどんどんやっていきましょう。
①家にある不要なものをすべて売る
まず、目先の生活費のための「現金」を作りましょう。
私の場合は「借金返済のために、またお金を借りる。」
という悪いサイクルを断ち切るためにも、目先の生活費を作ることから始めました。
不用品を売るデメリット
× 時間や手間がかかる
特にメルカリだと写真を撮って掲載してやり取り、梱包、発送
これは1商品ずつやるのは、手間もかかり面倒ですよね。
つい「別に今日じゃなくてもいいか・・」と後回しにしたくなります。
ですが今は「箱に入れて送るだけ」の買取業者もあるのであっさり完了します。
不用品を売るメリット
〇すぐ現金が入る
〇余計なものを買わなくなる
不用品の整理ってほんとに大変です。
まず「売れそうな物」「売れない物」に分別して、
次に売れない物は処分のためにごみの分別
これを1度でも徹底的にやると
「もう、物を増やすのはやめよう・・」
と意識の変化がおこります。
その結果、ムダな買い物が減り節約にもつながりました。
おもいきって不用品を処分したらお金が入るだけでなく、心までスッキリします。
②家計の見直しは固定費から
家計の見直しは固定費からやりましょう。
固定費とは
・家賃、住宅ローン
・生命保険
・携帯代
・電力会社の変更
・サブスク(ジム、習い事)など
毎月支払うものです。
固定費を下げるデメリット
× どれも手続きが必要
固定費は、基本的にどれも自分で申込みしないといけません。
そのため、なかなか手を出しずらいです。
ですが、この手続きさえ乗り越えたら毎月の生活費が何もしなくても、下がることになります。
固定費を下げるメリット
〇 一度の手続きで生活費をずっと下げられる
〇 我慢して節約しなくていい
毎月の食費を下げるのは毎日、節約を意識しないといけません。
しかも物価はどんどん上がり、節約してもたいして変わらないと諦めてしまいます。
また、我慢の連続で家族内もギスギスしてきます。
そのストレスが後に大きな反動となり、ムダ使いにもつながります。
ちなみに私はこの我慢の毎日の反動が大きく、二度目の借金を抱えることになりました・・
毎日毎日「節約しなきゃ・・」と、ストレスをためないためにも、まずは徹底的に固定費の見直しましょう。
固定費の見直しで毎月35,000円減らせた
私の場合は生命保険の見直しで毎月の支払が2万減り、解約金50万入りました。
旦那が会社で言われるがままムダな保険に入ってました(笑)
あとは家族3人とも携帯をドコモから格安のahamo(アハモ)やマイネオに変更しました。
マイネオはキャリアメールは使えなくなりましたが、電話番号はそのまま使えます。
携帯代だけで毎月15,000円ほどの節約へ
その結果、生命保険と携帯代で毎月35,000円の生活費が減りました。
毎月35,000円の収入を増やすのは大変です。
手続きさえすれば、毎月の35,000円の節約になりました。やらない手はないですね!
あとは年会費のかかるクレジットカード解約など
①買取
②固定費の見直し
この2つだけで、お金を借りて返すといった悪循環はなくなりました。
③車の売却で生活費が下がる
次に車の売却です。
たまに乗るタクシー代より、車の維持費の方がはるかにお金はかかります。
車の売却デメリット
× 不便になる
これは住む場所によって変わりますが、うちは田舎なので1人1台が当たり前だと思いこんでました。
ですが、車を売って分かったのですが車がなくなったメリットの方が多かったです。
車の売却メリット
〇 維持費がなくなる
〇 ムダな外出が減る
〇 買いすぎない
〇 家族の送迎がなくなる
〇 事故の心配が減る
車の維持費とは車検代、税金、保険、ガソリン、駐車場、タイヤなど消耗品など
今まで当たり前に使っていましたが、維持費って相当かかっていたんだと実感しました。
車を売却したことにより維持費2万円減り、売却費は40万ほど入りました。
あとは車がないため、平日の買い物は自転車で行くことで買いすぎないし、ムダな外出もなくなりました。
そのため、最終的には毎月3~5万減らせることができました。
車の売却は相当大きく、生命保険の解約金と車の売却で借金も半分まで減らせました。
①不用品を売り目先の生活費を作る
②固定費の見直し
③車の売却
ここまできたら、あとはこれ以上借金を増やさないためにも、今の生活をキープしながら返済していくことです。
④家計簿をつけて収支を把握
固定費を下げて生活費が上がらないために、家計簿をつけました。
でも、家計簿って続かないんですよね・・
そこで私は、細かくつけずに無料アプリで簡単につけるようにしました。
家計簿の目的は、つねに収支を把握してムダ使いをしないことです。
毎月の収支さえ分かればOK!
くらいの気持ちなら長続きします。
収支が把握できたら
「月初めに使いすぎたから後半で調整していこう」
と意識できます。
そして最大のメリットは、節約効果も分かりモチベーションも上がります。
私は1度目の借金完済後は、気がゆるみ家計簿をつけるのをやめて2度目の借金となりました・・。
家計簿での収支把握は舐めたらダメですね…
そして次に、少しでも返済を早く終わらせるために、お金を作ることを考えました。
⑤お金を作る
借金返済のためにできる対策はすべてやったら次は、1円でも多く稼ぎ1日でも早く返済することに集中します。
今は、主婦でも家でできる仕事からすきま時間を活用した仕事までいろいろな種類の仕事があります。
今は借金返済のためでも、返済が終われば働いたお金はすべて自由に使えます!
その日を楽しみに、副業を始めることにしました。
では、主婦にもおすすめの副業を簡単に紹介します。
すべて私もやっているものばかりです。
ポイ活
ポイ活は副業というより、お小遣い稼ぎになりますが誰でも簡単にできます。
買い物やアンケート、ゲームなどでポイントが貯まり、現金やギフト券に交換できます。
- アンケート回答
- オンラインショッピング
- ゲームやアプリの利用
など、ちりつもでお金を稼ぐことができます。
ポイ活は家事の合間にできる手軽さが魅力です。
スキマバイト
短時間でも働けるスキマバイトも主婦におすすめです。
私は地方の田舎なので仕事の種類も少なかったですが
飲食店や、品出し、倉庫業務など職種はさまざまです。
スキルや経験を問わない仕事が多いので気軽に応募できます。
自宅や外出先でスマホがあれば、いつでもどこでも探せます。
在宅ワーク
自宅で専門スキルを活かした在宅ワークの仕事も、主婦にとって魅力的な選択肢です。
家でできる仕事なら地方の田舎に住んでてもできます。
しかも、中にはスキルがなくてもできる仕事もあります。
・データ入力
・SNSの更新
・アンケート回答
・座談会など
自分のペースで働けるのが大きなメリットです。
ちなみに私はwebライターをしてますが、経験がなくても始められますが最初は報酬は低いです。
ですが、実績を積むことで報酬も上げることができます。
時間給のパートだと稼げる金額にも限界はあります。
でも在宅ワークはスキルさえ身につけたら、可能性は無限大に広がります。
主婦が在宅で月50万、100万稼いでいる人もいます。
年齢も関係ありません。私も40代から始めました。
中には50代60代から始める人もいます。
借金がある人ほど、どこかで本気で稼ぐことを考えてみてはどうでしょうか?
私はもう二度と借金生活はイヤだという自分の失敗をきっかけに、個人事業主として本格的に在宅フリーランスになりました。
⑥最後の手段
借金返済してきた手順を紹介してきましたが、ここまでやってみても返済できなかった場合も書いておきます。
私も最後の手段として、いろいろ調べていたのは以下3点です。
・毎月の返済額を減らす「おまとめローン」
・債務整理
・不動産売却
それぞれくわしく解説します。
毎月の返済額を減らす「おまとめローン」
おまとめローンとは、複数の借金を一本化して返済計画を立て直す方法です。
利息負担が減り、返済の見通しが立ちやすくなることがメリットです。
しかし、総返済額が増える可能性があることや、審査が厳しい、追加借り入れができないなどのデメリットもあります。
月々の返済金額を減らす目的で借入期間を長く設定するとおまとめローンを利用した後の方が、利息の支払総額が増えてしまう可能性がある。
(中略)
おまとめローンを利用するにあたっては金融機関の審査が必要になりますが、審査時点での借入れが多い点などから審査基準が厳しくなる傾向にあります。
引用元:池田泉州銀行
なにより、主婦にとったら審査が通るかが大きな問題となります。
債務整理
債務整理は、簡単にいうと法的手続きを利用して借金を減額または免除してもらう方法です。
債務整理とは、借金を減らしたり、支払いに猶予を持たせたりすることで、借金の悩みを解決できる手続です。
引用元:アディーレ法律事務所より
ここでの借金には、キャッシングやクレジットカードの利用、住宅や車などのローンも含まれます。債務整理には任意整理・個人再生・自己破産の3種類があり、それぞれ特徴があります。
借金を減らして、返済負担の軽減が期待できる点がメリットです。
一方で、信用情報に記録されることや、手続きに専門家の依頼が必要な点がデメリットです。
不動産の売却
不動産を売却して借金返済資金を得る方法もあります。
不動産売却で早く現金化したい場合は、不動産会社に買い取ってもらう方法もあります。
通常の仲介による不動産取引では早くて3カ月、買い手が現れなければ半年以上もかかってしまうところが、不動産会社の買取であれば1週間ほどで契約が行われるというメリットがあります。
ただし、買取価格は市場価格より低くなってしまうことが多いので注意が必要です。
引用元:スマイティ
いずれは戻りたいと思っている人は、賃貸にだす方法もあります。
いずれにしても不動産会社の言われるがままにならないためにも
「持家はいくらになるのか?」
ある程度の相場を知ってから行動することが重要です。
不動産の売却は、住む場所を失うリスクや、市場価格以下で売却しなければならない可能性があります。
この方法は、他の選択肢で返済が困難な場合に考えることです。
私の場合は、旦那の転勤をきっかけに田舎の持家を売却して駅前の賃貸へ引っ越しました。
家のローンは完済でき、利益まででました。
これも最低限の知識、今の相場など知ってたから、安く買い取られずにすみました。
それぞれの手段を選ぶ際には、そのメリットとデメリットをしっかりと理解し、自分の状況に合った最適な選択をすることが重要です。
住むところは慎重に考えないといけません。
まとめ:主婦が借金返済までにやったこと
主婦が借金返済のためにやったことは、不用品・車の売却、家計の見直しを行いました。
固定費の見直しだけで月に35,000円の節約に成功しました。
固定費の見直しは、長期的な節約につながります。
車の売却も生活費の削減という面で効果的でした。
維持費がなくなることで、毎月の出費を減らすことができます。
家計簿をつけることで収支を把握し、無駄遣いを減らすことが可能になりました。
さらに、ポイ活、スキマバイト、在宅ワークなどでお金を作りだし、収入を増やしました。
最終手段として、おまとめローンの利用、債務整理、不動産の売却などもあります。
ですが、借金返済の負担を軽減するための重要な選択肢であり、慎重に検討する必要があります。
今日からでも、できそうな方法を選び、一歩ずつ借金返済に向けて前進することです。
以上が私が借金返済までにやったことや調べたことのまとめでした。